原土のテスト2/3:施釉

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原土のテスト:施釉

 

 施釉と不要な釉をふき取る

素焼きしたテストピースに釉薬をかけます。工具でつまむか素手でピースごと釉薬に浸します。釉薬の成分がよくわからない場合は工具を使えば安全です。

 

釉薬は試せるだけの数を用意します。どのピースに何の釉薬をかけたか混同しないよう、メモに残しておくとよいでしょう。

 

次は釉薬をふき取る作業になります。テストピースの接地面に釉薬が残っていると、本焼きしたさいに地面にくっついてしまいます。これを避けるために接地面の不要な釉薬をふき取ります
不要な釉薬をふき取る
スポンジを水で湿らせてから、拭きたい面をこすりつけて釉を取ります。ふき取るのは接地面だけではなく、画像のように側面も取っておけばより安心です。これは焼いている最中に釉薬が下に垂れて来るおそれがあるためです。

 

テストピースの数にしたがって5種類の釉薬を用意しました。左から灰釉1・灰釉2・乳濁灰釉・黄瀬戸釉・織部釉の5つです。テストピース名 「J」は全種類、数の少ない「O」は3種類の釉薬をかけました。工具ではさんだ部分は釉がついていませんが、釉と素地の境目の発色がわかるのでこのままでよいです。

テストピースに施釉

上段のピースが数の少ない「O」。下段が「J」。メモの数字は釉薬をかけた回数で一度がけのものが「1」二度がけのものが「2」となります。ここで置き場所を変えると分からなくなるので、必ず所定の位置におくようにします。

 

 テストピースに記録を書き込む

本焼きすると窯の中でどれがどれだか分からなくなります。そこで釉薬をふいたテストピースの裏面に情報を書き込んでおきます
テストピースに情報を書き込む
ここでの絵具は鬼板(おにいた)を使いました。鬼板は鉄絵につかう絵具で黒色に発色してくれます。

  • 例:一番左上のピース・・・「O」=テストピースの名前。「ハ」=灰釉1。「1」=釉を一回かけた

これで本焼きしてもピース名・釉薬の種類・釉の濃さが分かります。文章で書くと長くなってしまうのですが、実際の作業は至ってシンプルです。これを本焼きして耐火度・収縮率・釉の発色を検証していきます。

 

前のテスト工程へ戻る:テストピースと素焼き

 

最後のテスト項目へすすむ:結果検証

 

 

 

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