ぐい呑みの魅力

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ぐい呑みの魅力

 

 ぐい呑みの人気がある理由

ぐい呑みはコレクターが多いことで知られます。確かにぐい呑みは種類が豊富なうえ場所を取りません。価格が比較的手ごろなことも人気の理由でしょう。

 

ただし某オークションで500万の値が付いたぐい呑みも実在します。これはある物故作家の作品です。さらに数が少なく質が良ければより高価なぐい呑みがあるのも事実です。

 

こうした例を除けばぐい呑みは比較的集めやすいといえます。また、ぐい呑みはその大部分が酒を注げる椀形(わんなり)であり、バリエーションが豊富でさまざまな器形が見れるうえ、口縁・見込み・胴・腰・高台まわりなど基本的なことが分かります。

 

さらにギャラリーなど販売店の方に話を聞いても「酒器、特にぐい呑みは比較的よく売れます」という声を聞きます。実際に足を運ぶと酒器展に来客数が多いのも目にすることでしょう。いっぽう作家としても「ぐい呑みは集める方が多いのでより力を入れている」という人はたくさんいます。

 

このように購買層が幅広く市場でもよく売れていくので、作り手も焼き・土・作りに趣向を凝らす傾向があります。同じ作家の作品でも、たとえば食器が数千円であるのに対し、ぐい呑みが1万円を超えるケースもありますよね。これは桐箱の有無もありますが、よく売れるぶん土も焼きも違う(こだわって作る)ため価格が違う場合が多いです。

 

このように買手も数をみて目が肥えていきますし、作家も一生懸命よいものを作ろうとします。したがって酒を楽しむ方はもちろん、酒を飲まない方でもぐい呑みを見るのは何かと得るところが多いといえます。

 

まずはぐい呑みの形状とサイズという事になりますが、細かい内容については個別に紹介していきたいと思います。※例:「斑唐津(まだらがらつ)」など別途ページを設ける

 

 ぐい呑み選び

ぐい呑みも必ず手に取ります。手で持った感触はごまかせません。あなたの中で手になじむ作品だけを候補に残しましょう。

 

次に口をつけた感触も大切です。店でテストをすると自動的にレジに誘導されるでしょう。そこで口縁の形を見て判断します。

 

口縁が外側に反っているか内側にすぼんでいるかでおよその使い勝手が分かります。

ぐい飲みの口縁

 

Aは外側に反り返っているため、ある程度傾けるとすぐに液体が口に入って来ます。一方、Bは内側にすぼんでいるのでより傾けないと液体が流れ込んできません。

 

つまり、同じ角度傾けた場合・・・
Aは口に入りやすく、舌先から少しずつ酒を味わえます。
Bは口に入りづらく、舌の中央に酒が来るので酒全体を味わえます。

 

個人的にAの形でスッキリした辛口の冷酒を飲むのも好みですが、芳醇なタイプの酒を常温で飲むときはBのタイプが良いです。

 

酒の味の濃淡、冷か燗によっても形を選ぶと面白いかもしれません。

 

 色とサイズ

色は好みですが私は無地の萩と唐津が多いです。シンプルで飽きがこないうえ、酒を吸って色調が微妙に変化してきます。ぐい呑みを育てると表現されますがこれも楽しみのひとつです。

 

サイズについては注ぐ酒の量によります。常温で飲む場合はやや大ぶりのぐい呑みで量が注げるものが良いかもしれません。個人的には親指・人差し指〜薬指で持ってみて重さがほどよい(疲れなそうな)もの、さらに小指を高台にかけて手に収まりのよい作品を選びます。結果的に深さがあるやや大ぶりのぐい呑みになってます。

 

逆に冷酒を飲む場合は小さなぐい呑みをお勧めします。親指・人差し指・中指で持てる大きさですね。冷の場合は燗ほど香りが立たないので、ぐい呑みの大小で香りを楽しむのに差は出にくいです。また小さいと手のぬくもりで常温になってしまう前にサッと飲み干せるのもいいです。

 

作品を見てあれこれ悩むのも呑兵衛の特恵です。

 

 

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