粘土はどうやってできるのか

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粘土ができるまで

 

陶磁器に使われる粘土は主に花崗岩(かこうがん)から作られます

 

花崗岩とは火山の噴火によってできる火成岩の一種です。火成岩には大気や水によって急速に固まる火山岩と、地中で自然にゆっくり固まる深成岩(しんせいがん)に分かれます。花崗岩は後者の深成岩に該当します。

 

花崗岩はこうした白っぽい岩石です。墓石などで使われるとても一般的な石材です。
白・灰色・黒の粒がそれぞれみられます。

花崗岩

  • 白・・・長石が含まれます。
  • 灰色・・・珪石(=石英)が含まれます。
  • 黒・・・黒雲母(くろうんも)が含まれます。

長石、珪石、黒雲母はそれぞれ結晶化しているため膨張率・収縮率が異なります。簡単に言えば風化が進むと崩れやすいのです。長い年月をかけて風化した長石と珪石は地表に埋もれていきます。そして有機物を含んだ土と結びついて粘土になります。

 

粘土は珪石が多いと珪酸値が高くなり可塑性(粘土の曲がりやすさ=扱いやすさ)が低くなります。また、長石が多いと長石が含むアルミナ(酸化アルミニウム)が増えて耐火度が上がります。耐火度とは高温に耐えられる強度をあらわします。

 

産地によって粘土の個性が違う理由は、このように長石・珪石・土の割合と特性が異なるためです。

 

 粘土は無尽蔵?

さて、火山活動が活発な日本では花崗岩が多いといえます。花崗岩の風化によって長石・珪石は地層にたくさん含まれているでしょう。では同じ場所に粘土は無限にあるのでしょうか?

 

残念ながら答えは「No」です。長石と珪石だけでは粘土にならないのです。

 

粘土は有機物を含んだ土と長石・珪石が必要だからです。さらに粘土が出来るまで一説によれば、数万年から長いもので350万年かかるとも言われています。したがって同じ場所で採掘する条件下では、ほかの資源とおなじく限りのあるものなのです。

 

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